京町屋 京都 KYOTO

想い Imagination ◇◇◇ 染め元から始まった改革/京都本店 社長 平林 典子 ◇◇◇ 昔は「色無地」は安価なものと思われていました。先代は、色無地の地位向上と、良さを伝えたいという想いから色無地の反物をつきつめました。当時の呉服界ではパイオニアでした。色無地の開発には花呉装独自の繊細かついくつもの行程を経ています。蚕から始まり、糸から生地へ、精練、ロット、生地選び、染色から仕上げまで一貫したモノづくりの基準をクリアし、初めてお客様の手元へ届くのです。この行程の他にも様々なこだわりを持ってきました。水は、京都の北山から洛中の地下を数十年かけて流れてくる地下水をくみ上げ使用。この水により、鮮やかな「色無地」が仕上がるのです。花呉装の着物は、日本文化に欠かせない舞台での見栄えも追求してきました。舞台で生えても色焼けしてしまっては元も子もありません。舞台でも見栄えがよく、色焼けもせず、無限の広がりを見せる着物は、お客様の要求や困っていることに耳を傾け、満足いただける商品をお届けする為の絶え間ない努力の歴史があってこそ実現したとも言えます。

歩み History ◇◇◇ 花呉装から生まれた自由空間 ◇◇◇ 花呉装の社長である平林 典子は、呉服販売の傍ら長きに渡り日本の伝統文化である琴や三味線奏者としても知られています。本来『四畳半の芸』と言われる邦楽への想いが自由空間としての京町屋誕生の原動力となりました。

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京町屋 京都

これまでの歩み

2014
3月 京町屋誕生記念邦楽らいぶ「音で奏でる鞍馬山」を3日間に渡り開催。
[演奏者]平林 龍典(琴&胡弓)/中島 龍和(琴)/林 龍調(琴)/池田 典春(琴)/深井 遊山(尺八)
4月 花呉装 京都本店の隣に「自由空間 京町屋」を正式OPEN。

アクセス Access

〒604-8844 京都府京都市中京区壬生檜町9-1
営業時間:9:00~17:00  定休日:土・日・祝日